ーやっぱり、乳がんでした。

2021年2月に子宮全摘。 2022年ようやく体に違和感がなくなったのに、乳腺症発症。 と、思ってたら、2023年実は乳がんでした。 楽しかったなーっっていう、人生でありたい。 これまでも、後悔しない生き方をして来た。 これからも、後悔しない生き方をしていきたい。 10年。せめて6年、娘の高校卒業までは生きていたい。

今日は心電図の日でした。①

治療前に心電図を調べるわけは、
化学療法の中に、
「めっちゃ効くけど心臓が弱いと使えない抗がん剤
っていうのがあるそうで。

心電図検査の方は、はじめに採血、次に心電図、
最後に心臓のエコーを撮って、
結果を待って、問診して、終了。

検査の前に問診の部屋に入ったところ、
紹介状を渡しているにも関わらず、
「なんの病気でしたっけ?」と問われ、
乳がんです」となんの気なしに答えたところ、
「言わせちゃって申し訳ない」と
説明を受けた。


中には受け止めきれなくて、病名を忘れ去ろうとする患者さんや、
本来の主治医がうやむやにしたまま検査に来て、
外部医師なのにうっかり告知した状況になってしまうこともあるんだそう。

なるほど、確かにそれは怖い。

私としてはすぐには死なない病気だと思っているし、
治療方法もあるだけまだいい方か、とか思っているけど、
怖い病気であることには違いない。

そういえば、本来の乳腺外科のクリニックさんでは、
病名を伝えるときや説明の時などに、
お医者さんと患者(=私)の間に看護師さんがちょこんと隣に座っていて、
ダンナさんが一緒に来た日、
「先生が話す時、いつも看護師さんが隣にいるの?」と聞いてきた。
確かに。
取り乱してしまう方がいるのもわからなくもない。
そういう方を支えるために、いてくれてたのかも知れません。

以前にネットで調べた時の論文に、
5年生存率の達成できなかった人の内訳というのが研究されているものを見つけ、
その原因の中に『鬱症状』と『自死』がほどほどの割合あって、
逆に怖くなったことを思い出した。
同じく、『治療中断』も割りと多い。
それくらい、治療も過酷なのかも知れない。


今はまだ、いいのかなー。
全身ガンになった医師の本を読みながら、思う。